響き合うように

練馬文化センター裏に可愛らしい焼き菓子のお店「かすたねっと」があります。
こちらは知的障害のある方たちがいきいきと元気に働ける事を願ってつくられた福祉作業所でもあります。
約20年、クッキーやパイなどの焼き菓子を製造・販売しています。
施設長の矢吹さんにお話を伺いました。
「カスタネットは打つと響きますよね。障害者と健常者が響き合うようにと「かすたねっと」にしました。」

 

毎日の積み重ねです

調理場は外からも見え、店内に入ると全て見渡すことができます。ここまでオープンな造りのお店はなかなかありません。清潔感あふれる調理場を、見て知ってほしいとの考えからです。キチッとした作業着にピカピカの調理器具。掃除が行き届いているのが一目でわかります。清潔感あふれる調理場でみなさん懸命に作業していらっしゃいました。
「日々、毎日ひとつの作業についてその子を見ながら継続して教えています。本当に毎日の積み重ねなんです。
でも、みんなができる仕事をと限ってしまえば考えも狭まってしまうので常に挑戦しています。」
アップルパイは工程が多く、生地作りなど作業も難しい商品。しかし役割を分担し毎日積み重ねる事で上達し、人気商品になったそうです。

 

吟味した素材で

「添加物を使用していなので日保ちはしませんが、原材料を吟味して使っていますのでおいしいですよ。」
小麦は北海道産の小麦とオーストラリア産小麦をミックス。卵は自然の中で育てられた「赤玉卵」を使用。ミネラル豊富な三温糖や自然の風味が魅力の高級無塩バター。キアヌという栄養豊富な穀物を使用したクッキーもあります。
クッキーは甘さひかえめでサクッとした食感がたまりません。種類が豊富なのでお気に入りのクッキーを見つけることができます。ジャムが挟んであるクッキーは小ぶりで食べやすく人気商品です。レモンクッキーは驚くほどのレモン味にはまってしまいそうです。チョコレートケーキや鳴門金時芋を使用したおさつパイはボリューム満点ですが甘すぎないのでペロッと食べてしまいます。

 

ねりまの名品21

「みなさん自分の作ったおいしいものをお客様に買ってもらう所まで見ることができますので、とってもうれしいみたいですよ。」オープンな造りはお客様にもスタッフにもうれしい効果があるようです。
「他のお菓子屋さんにも負けないと思います。みんなが働いているところを是非見て商品を買ってください。」
練馬駅の観光案内所では小さな販売スペースで月に200個も売れている人気商品。2001年にはねりまの名品21に選ばれました。インターネットで注文も受けているので全国から注文が来ています。たくさんの人達に愛用され、親しまれている人気店です。